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『花暦』平成28年2月号速報!

舘花集・秋冬集・春夏集抄

深爪の指たよりなき夜寒かな(加藤弥子)
残照のビルを焦がして冬落暉(高久智恵江)
参道に木の葉時雨の音とありぬ(束田央枝)
錠固き末社の並ぶ神無月(岡戸良一)
立読みの中のひとりや一葉忌(矢野くにこ)
手に触るる物の冷たき朝厨(斎田文子)
雨上がり空の明るき葱畑(長谷川きよ子)
凩や湖にも波の尖りあり(山﨑千代子)
ふつくらと遺影の母や冬林檎(針谷栄子)
白菜の葉と芯と葉と芯と葉と(山本 潔)
隙間風十二神将一人欠け(橘 俳路)
障子貼る独りの夜の灯の親し(田中うめ)
洗濯の妻背伸びする小春かな(中村松歩)
欅枯れ空広々となりにけり(小西共仔)
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 [ 2016/01/30 13:27 ]  俳句 | TB(0) | コメント(0)
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プロフィール

花暦

Author:花暦
『花暦』俳句会のWeb版。
師系・舘岡沙緻、富安風生、岸風三樓。
「人と自然の内に有季定型、写生第一、個性を詠う」をモットーに活動しています。

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