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花暦句会報:若草(平成28年2月13日)

若草句会 平成28年2月6日(俳句文学館)

高点句
一と日学び一と日呆けて寒の明(安住正子)
勤め上げし夫に今宵の桜鯛(市原久義)
冬帽子額の傷はかくしけり(根本莫生)
桜鯛跳ねて歓喜の重力波(山本 潔)
桜鯛熟睡のままのお食ひ初め(岡崎由美子)
熟睡(うまい)

(一口鑑賞)1句目は老後の日常における季節感。マイペースで俳句も学んでいる。2句目は男性作者が奥さんになり代わって詠んだ。希望的観測!3句目は酔っ払って負った傷?俳諧味が感じられる。うまく隠したつもりでも…。4句目はアインシュタインの予言が証明されたことへの共鳴。5句目はお孫さんのお食い初め。主人公は熟睡のまま。心温まる家族の風景。(K)

注目句
荒風に狐の耳立てり午祭(針谷栄子)狐(こ)
息遣ひの胸やはらかき浮寝鳥(岡崎由美子)
偏食の夫に刻みし菠薐草(安住正子)
煮大根煮なほす朝の一人膳(飯田誠子)
如月の磨き抜かれし大玻璃戸(岡崎由美子)
福豆を掴む力士の掌の膨(市原久義)
膨(ふくら)
辻芸の毬は光に春の空(坪井信子)
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プロフィール

艸俳句会

Author:艸俳句会
艸俳句会のWeb版句会報。
師系:舘岡沙緻、岸風三樓、富安風生。
『花暦』は2019年夏季号で終刊。後継誌『艸(そう)』(2020年1月創刊)として再出発します。「艸」は「草」の本字であり、くさかんむりの原形です。二本の草が並んで生えているさまを描いた文字で、草本植物の総称でもあります。俳句を愛する人には親しみやすい響きを持った言葉です。

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