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花暦句会報:若草(平成28年9月10日)

若草句会(俳句文学館)
兼題「新涼」/席題「霧」「着」

高点2句
髪切れば強くなれさう鵙日和     加藤 弥子
星飛べり原野に獣の動くころ     新井 洋子

潮錆のバス停ポール月見草      岡崎由美子
山稜の岳人一人霧に消ゆ       市原 久義
漂着の如く台風上陸す        岡戸 良一
月島の男踊りに加へらる       根本 莫生
みちのくの匂の残る桃の箱      飯田 誠子
存へて水の地球の露を踏む      坪井 信子
初萩や束ねるほどの髪持たず     加藤 弥子
新涼や左脳にもある詩ごころ     安住 正子
鶏頭の風をこばみて母の忌来     針谷 栄子
砥部焼のランチプレート秋簾     新井 洋子

                       (清記順)
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プロフィール

艸俳句会

Author:艸俳句会
艸俳句会のWeb版句会報。
師系:舘岡沙緻、岸風三樓、富安風生。
『花暦』は2019年夏季号で終刊。後継誌『艸(そう)』(2020年1月創刊)として再出発します。「艸」は「草」の本字であり、くさかんむりの原形です。二本の草が並んで生えているさまを描いた文字で、草本植物の総称でもあります。俳句を愛する人には親しみやすい響きを持った言葉です。

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