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花暦句会報:連雀(平成28年10月5日)

連雀句会(三鷹消費者センター)

高点句
どぶろくの片口重し飛騨格子     松成 英子

師の句碑に能登の秋日の濃かりしや  進藤 龍子
番屋の戸固くしまりて崩れ簗     松成 英子
板戸絵の色の掠れや秋の暮      田村 君枝
庭椅子に午後の日のあり桐一葉    加藤 弥子
文化の日近し読書の進まざる     根本 莫生
秋灯や長き手紙に封をして      春川 園子
乳牛の眠たげに臥し空澄める     向田 紀子
柚餅子食みインプラントの話など   坪井 信子
透明も色の一つや渓の秋       飯田 誠子
ねこじやらしじやらし上手な風のくせ 矢野くにこ
英世像も百葉箱も運動会       池田まさを
急坂に膝を休めてねこじやらし    中島 節子
秘湯の宿庇の草の末枯るる      田崎 悦子

                       (清記順)
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艸俳句会

Author:艸俳句会
艸俳句会のWeb版句会報。師系:舘岡沙緻、岸風三樓、富安風生。
『艸』は2019年夏季号で終刊となった『花暦』の後継誌です。2020年1月に季刊誌として創刊します。「艸」は「草」の本字であり、くさかんむりの原形です。二本の草が並んで生えているさまを描いた文字で、草本植物の総称でもあります。俳句を愛する人には親しみやすい響きを持った言葉です。

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