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花暦句会報:東陽(平成28年11月27日)

東陽句会(江東区産業会館)
席題「熊」「兎」

高点3句
銭湯に隣る下宿屋一葉忌     安住 正子
村人の救ひし木仏笹子鳴く    浅野 照子
日溜りの安らぎにあり枯蓮    野村えつ子

外濠の夜の白鳥うす明り     飯田 誠子
悠悠と熊知床の荒磯に      市原 久義
直線に陰るビル間の蒲団干し   斎田 文子
方丈の悟りの窓や冬もみじ    岡戸 良一
故郷のまたぎの話兎汁      貝塚 光子
裏山へ兎罠見に兄弟       安住 正子
鎌錆びて枯蟷螂の祈るかに    新井 洋子
兎年生まれでありし冬ぬくし   白崎千恵子
山門の袖に迫り出す花八ツ手   長澤 充子
芦刈女夕日の色となりにけり   野村えつ子
石蕗の花転ばぬ先の杖恃み    浅野 照子
                (清記順)

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艸俳句会

Author:艸俳句会
艸俳句会のWeb版句会報。
師系:舘岡沙緻、岸風三樓、富安風生。
『花暦』は2019年夏季号で終刊。後継誌『艸(そう)』(2020年1月創刊)として再出発します。「艸」は「草」の本字であり、くさかんむりの原形です。二本の草が並んで生えているさまを描いた文字で、草本植物の総称でもあります。俳句を愛する人には親しみやすい響きを持った言葉です。

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